テレビのCMなどでよく見かける、消費者金融が取り扱うローンです。
最近では大手都市銀行などが母体となって運営している場合が多く、その場合銀行系ローンと表現されることも増えてきましたが、あくまで契約は消費者金融との契約となりますので、総量規制(借入限度額が年収の3分の1までに制限されてしまうこと)が適用となってしまう点で注意が必要です。
銀行などで住宅ローンなどのサービスを受ける時には、借主に生命保険の加入や保証人の設定、購入した不動産や住宅自体に対して抵当権が付けられることがほとんどなのに対し、消費者金融でのローンは基本的に無担保であるのが特徴です。
消費者金融系ローンの最大のメリットは、銀行系のローンに比べて即日審査や即日融資、審査基準が低く審査に比較的通りやすいことだと言えます。
そもそも突然利用することが多いキャッシングやローンは、融資までの時間が長いことが一番のデメリットとなってしまう可能性があります。
ですが、消費者金融系は融資までの時間が非常に短い為、すぐに現金を受け取ることができますので、急ぎの時や時間を浪費したくない場合とても便利だと言えるでしょう。
受付もスマートフォンやPC・モバイルなどのインターネット環境があれば、基本的には24時間365日受付を行っていますので、とても利用しやすいといえます。
さらにネットから申し込んで・申込完了後、30分ほどで審査結果が出るところも多くなっています。
カードローンにおけるカードもすぐに発行されるなど、即時性・スピード・早さを持っているのが特徴です。
また、定期的な収入があれば申し込みが可能となっており、他の銀行系や信販系ローンと比べて審査基準が低いことから、アルバイトやフリーター・派遣勤務の方でも借入することができる場合もあります。
消費者金融系ローンは利便性が高く、テレビのCMで見かけるような大手の消費者金融会社のカードは、銀行やコンビニ等と提携したATMやCDが多く設置されてるので、返済にはATMやCD、コンビニ、銀行振込等の色々な方法が選べます。
パソコン・PCや携帯電話・モバイル・スマートフォン・タブレットから、融資の依頼などといった情報を得ることもできます。
消費者金融系ローンは、銀行系や信販系に比べて金利が高めだということがデメリットと言えます。
これまでのメリットを考えますと、金利が高いことは多少目をつぶらなければならない部分ではありますが、計画的な借入をしないと、後に金利の負担が重くなってしまいますので注意が必要です。
消費者金融系ローンは、銀行系ローンと比較すると長期的な借入や大口の借入を目的とする方には向かない商品だと言えます。